■トリーシャ編 |
|
■ちょっとレアな一枚。 表紙では“衣装”をまとったトリーシャだけが収録されることになりますからね(^w^
メイキングならではのここだけでしか見ることが出来ない一枚ですw
■表紙の制作過程においては、色んな作家先生方がそうであるように、美咲もまずは裸体から描いていき、衣装を着せていく作業に移ります。 そうしておくことで、服の自然な“しわ”を表現することが出来たり、また、全体的なバランスを取りやすくもなります。
■今回はどんな衣装を着せるかを予め決めていなかったので、特にこの方法が有効でした。 |
|
|
■悠天シリーズの“本編”『劇中劇』で使われるであろう“衣装”のデザインを、「ああでもないこうでもない。」と、色々試行錯誤を繰り返しています。 以前にデザインを用意していた衣装では、どうも華やかさが足らなくて、表紙で使うには物足りなさを感じていました。 そのため、今回は一からデザインをし直すことになったのですが、コレがまた大変。 自分のデザイン力のなさを痛感することに。
■で、これは東京ディズニーランドのプリンセスの衣装を参考にして服の構造を考えている途中の絵。 |
|
|
■こちらは映画『オペラ座の怪人』でヒロインが「劇中劇(オペラ)」の中で着ていた“歌姫”の衣装を参考にしてみたもの。
■悠天シリーズ“本編”の中でトリーシャが演じる役どころも、実は「歌姫と呼ばれる小国の王女(ここら辺はまだ詰めの段階ですが・・・)」。 だから、オペラ座の怪人の衣装がヒントになるのではないかと思い、パンフレットなどを元にして、トリーシャに着せてみました。
■悪くはないものの、線画の段階だとどうも「地味」に見えてしまうので、これは保留になりました。 |
|
|
■どうにもこうにもデザインに煮詰まってしまい、本編中に出てくる舞台衣装にこだわらず、一度路線を変えてみようと思って描いたのがこの一枚。 実はこれ、分かる人にはすぐに分かる、『舞Hime』のヒロインが着ている衣装だったり(^^;
ゲーム雑誌を読んでいて、ふとノースリーブのオレンジ色の衣装に目が止まり、胸元のリボンやニーソックスの可愛らしに、「コレをトリーシャが着たらどうなんだろー」という単純な思いから、急遽着せてみることに。
■結果、うん。 悪くない。 悪くないけど・・・・やっぱそのまんまじゃ何かと問題か・・・(笑)、という事で、保留に。 |
|
|
■最終案直前の一枚。 ここから最終調整して、PC上で線画を完成させます。
■感のいい人なら分かると思いますが、これは「tori03」と「tori04」を組み合わせた、いわば“荒技”的なもの(笑)
画像内にメモも残していますが、ベーシックは“白色”としています。 もしこれが赤色など色物の衣装にすると、スカートの短さも手伝って、一見すると“娼婦”のようにも見えてしまいかねないものになってしまいます。
■あくまでも“可憐”で“清楚”なイメージを醸し出した衣装であり、表紙イメージを保ちたいので、肩と胸元は多少露わにしましたが、全体に落ち着いたイメージになったんじゃないでしょうか・・・? どうでしょ・・・? |
|